こんにちは。海の側の家、ハウスアムメーアから、三宅小百合がお送りします。
さて、そろそろ安島は、ウニ、サザエ、あわびの季節です。
早速、海に潜って獲りたいところですが・・・・
そんなことをしたら密漁として厳しく罰せられます。
潜っていいのは、安島の漁業組合委員と海女だけ。
なぜなら、海女達はこれらを生活の重要な収入源としているため、
その権利が守られているのです。
でも、権利が守られるだけのことはあるくらい、海女達の仕事振りは・・・・・
プロの仕事・・・と納得できます。
先ず、海に潜れる日は天候などを考慮し、漁業組合長と海女頭が決め、
抜け駆けで海に入ることはできない。フェアな状況で、
決められた時間内に一せいに潜るんです。
・・・・で、潜っていられる時間、潜っていける深さ、
それが長いほど獲る量は多くなる・・・・当たり前のことですが危険なことであり、
これまでにも何人もの海女が命を落としていることを思うと、
まさに命がけの仕事です。でもこれらをクリアーして、
プロ中のプロの海女がいた・・・・安島には、伝説の海女の武勇伝が沢山あります。
このへんでちょっと音楽にしましょうか・・・
THE BEATLES 「SHE LOVES YOU」
昔から安島は海女と船乗りの男たちで成り立ってきたところですが、
今は現役の船乗りは2~3人しかいない状況・・・・
海女の獲る海産物だけで成り立っている安島だけに、
今夏も海女たちは命がけで海に潜ります。
7,8月の、この今が、海女たちの勝負の時です。
でも、安島の海女たちを見ていると、生活の収入源のためだけではない、
やはり安島産の海産物に対する、
どこにも負けないものを獲るというプライドが感じられます。
プライドを持って、命を賭ける・・・・これがプロの仕事なんでしょうか・・・・。
やはり厳しいです。
故にいくら権利を守られてもその仕事をやろうという若い人はなかなかいない・・・・
つまり、後継者がいない現状・・・・・
海女という職業もいつか消えていくんでしょうか・・・・
ということで、今日は芦原からのゲスト・・・・
アマチュアとして音楽活動をされているのですが
その音楽に対する姿勢はプロ並み・・・
あるいは、それ以上の気持ちでギターを抱え歌っている51歳の男性・・・
東 和彦さん。・・・・・・ということで、東さん、こんにちは。
東さんは本業を持っていらっしゃる方ですが・・・最近は音楽方面でもご活躍です。
先ほどのCDは・・・東さんの選曲・・・どんな理由で?
若い頃からギター・歌・・・・と音楽に興味があり活動していた。
40代半ばで再び挑戦・・・・・若い頃と、気持ちはどう違うか?
東さんは、ご自身ではアマチュアとしての姿勢をとられていますが・・・・
人前で演奏を披露するときの心構え・・・礼儀を知っていられる。
これができるのがプロ。できないのがアマ。
プロもアマも言葉上の区別にすぎない・・・・・・・・。
問われるのは音楽を愛する気持ち。
音楽を愛するとは・・・・・人それぞれで・・・・・・それぞれの姿勢でいい。
しかし、人前で演奏するとなると・・・・自分だけの問題ではなくなる。
若いときは「人前で」・・・という意味がわからない。 自分しかいない。
年を重ねると、人に生かされている自分が見えてくる。
「人前で」の人は・・・・人。自分に今の幸せを与えてくれる・・・生かしてくれる人・・・。
そんなことを自問自答、また若いミュージシャンに伝えながら・・・・・
毎日、ギターを抱え、歌い続けている東さんでした。
音泉組
http://fukui00acoustic.web.fc2.com/
ギターと歌の生演奏
ありがとうございました。
番組へのアクセスは FAX:0778-53-2563
または 「だっちみんだっちみん」とひらがなで検索してください。
さて、今日のゲストの、東 和彦 さん・・・・熱い方でした・・・
若い頃、バンドを初めて、いきなり レッド・ツェッぺりン・・・・・・・
やはり若い頃から熱い人だったんですねー
「東さんにはこの曲・・・・が似合ってるね。」と
先程、森岡さんが手渡してくれたCD・・・・・・
最後にお送りする曲は アルバム 「レッド・ツェッぺリン」 から
「ROCK AND ROLL」
LED ZEPPELIN 「ROCK AND ROLL」お聞きください。
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